院長の想い
For children living in the future
学園前アップル歯科おとな・こども矯正歯科 のサイトにアクセスしていただきありがとうございます。
このホームページのタイトルにもある【赤ちゃん歯科】ですが、初めて聞かれる方が多いかと思います。
当院は、開院してから子供の歯並び治療・歯並びが悪くならない為の予防に力を入れています。
なぜ、歯並びに力を入れているかというと、子供も大人も全身の健康に関わっているからです。実は、僕自身は未熟児(1273g)で生まれ、アトピーにもかかり幼い頃も病弱でした。
その経験から健康に関わる仕事をして、一人でも多くの人を笑顔にしたいという思いから歯科医師になりました。
ところが歯医者という仕事は技術職が主で、歯を削る、歯を抜くといったことが主な仕事になります。
それは子供も同じです。乳歯を抜歯したり、歯を削ったり。矯正も矯正器具をつける理由は歯に力をかけることが目的なので、子供も痛い思いや装置の取り外しで大変な思いをしたりする姿をみて僕自身も辛い経験をしてきました。
そんな辛い思いや痛い思いになってほしくない。
そういう思いから、虫歯や歯周病、歯並びが悪くならないためにはどうすればいいのかをこれまで勉強してきました。(実際に自分の子供にも取り入れていきました)
その結果、出来ることには限界がありますが、可能な限り子供が辛い思いをせずに済む方法が分かってきました。
それは、早い時期から歯医者に行く。
(赤ちゃんが生まれてすぐ、もしくは妊娠前、妊娠中から)。
そして、原因からアプローチすることです。
虫歯や歯周病なら食事、歯並びなら呼吸や姿勢、食生活や生活習慣からアプローチすれば、予防でき悪くなったとしても改善することが可能になります。
日常から身体を動かすこと(運動、歩くこと)もとても大切です。
正直、子供の健康に正解はないですが、将来、虫歯や歯周病、歯並びに不安なく健康で明るく元気で自立した人生を子供が送れるようにサポートさせていただきます。
地域の皆様が笑顔になれるようにスタッフ一同取り組んで参ります。
歯並びが悪くなる原因を取ることに特化しています
赤ちゃん歯科について
赤ちゃん歯科ってなに?
赤ちゃん歯科とは、赤ちゃんの頃から歯をみるところです。
当院では赤ちゃんの歯が生える時期は生後6か月頃なのですが、それよりも前にきていただいています。
そこで、赤ちゃんの抱き方、寝かせ方、授乳の仕方をお伝えさせていただいています。
赤ちゃんの時期からの姿勢が、その後の身体の成長・発達に影響してくるからです。そして、ハイハイなどの運動発達も診させていただいています。
ハイハイなどは顎や舌、肩甲骨の動きに関わっているため、将来、転んだ時に歯をぶつけないために重要になってきます。
イギリス発祥の
「赤ちゃんが食べたい離乳食」
赤ちゃん歯科ではBLWというイギリス発祥の「赤ちゃん主導の離乳食」についてもお伝えさせていただています。
BLWはBaby-Led Weaning(ベイビー・レッド・ウィーニング)の略でイギリスの保健師であり助産師でもあるGill Rapley氏によって提唱されました。現在では20か国以上の国でお母さん達から愛されています。
子供の健康に必須な3条件!
子供の健康には、運動、食事、睡眠の3つの条件があります。
この食事のとり方が将来の歯並びにつながっていると言われてきています。
食べ方や飲み方は3歳頃までに決まると言われているので、その頃までに適切な与え方やとり方が大切になってきます。
そして、なんといっても赤ちゃんの時期からみる一番のメリットは歯医者さんが好きになってくれることです。
赤ちゃんの時期からみることで、子どもも安心してチェアにあがってくれて口もあけてくれます。そうするとお母様も楽ですよね。
赤ちゃんの時期はお母さんも初めてのことだらけで不安がいっぱいです。
そんな、子育ての先輩がいると不安もなくなり安心できますね。
当院の赤ちゃん歯科で
お伝えしていること
- 赤ちゃんの抱き方
- 赤ちゃんの寝かせ方
- 赤ちゃんの授乳のポイント
- 離乳食の考え方
- 仕上げ磨きのポイントとコツ
赤ちゃん歯科のメリット
- むし歯を予防できる
- 歯並びを悪くさせないためのポイントが分かる
- 仕上げ磨きでお母さんが余計なエネルギーを注がなくてすむ
- 離乳食で「食べてくれない」といった不安がなくなる
- 子育てが楽になる
お子さんの好き嫌いや普段のライフスタイル、親御さんのお悩みやご希望などに考慮しながら、各ご家庭に合ったアドバイスをご提供します。どんな些細なお悩みでも、お気軽にご相談下さい。
母乳育児について
母乳育児と聞いて、歯科医院をイメージする方は少ないと思います。
授乳と聞くと、産婦人科、助産師の仕事というイメージがくると思います。
授乳、母乳に対する歯に関わる世間のイメージは、母乳を飲ませたまま、寝かせるとむし歯になるといった誤ったイメージが先行しています。
結論から言うと、母乳だけでは基本的にむし歯になりません。
そのため当院では、母乳育児をどちらかというと推奨しています。
というのも、母乳が出ない方もいるからです。
母乳育児を推奨しているというより、人工乳に安易に移行するのは避けたほうがいいと考えています。
母乳育児のメリット
- 母とのつながりを感じて、
五感(触覚)を育てることにつながる - 6ヶ月以上母乳で育てたほうが、
歯並びがいいというデータもある - 生後6ヶ月母乳で育てたほうが、
むし歯になりにくいというデータがある
データの信用性だったり、正確性はそのデータをみるリテラシーによって左右されますが 母乳のメリットは計り知れないと感じています。
実際に、当院でお伝えしているのは授乳の仕方です。
- 授乳の時の姿勢
- 授乳の仕方
- 授乳時のアタッチメント(愛着)形成の重要性など
これらは、ただ歯並びを悪くさせない、むし歯にさせないだけでなく、その子が生き生きと生きるための土台作りだと考えています。
その時の触れ合いの程度で、将来の歯磨き嫌い、感覚をつくることにつながります。
裏を返せば、その時の触れ合いを大切にすることで、歯磨きを好きになったり歯医者さんを好きになったりすることもあります。
そして、それが、その子の将来の自立(自分で歯磨きする)につながります。
僕たちが、赤ちゃんからみているのは、一人一人の『こどもの身体(健康)を守り、生きる力を育む』これに尽きます。
当院では、人工乳だからといって、お母さんを責めることは一切しません。
子育ての正解(答え)を決めるのは、お母さん自身。
その子育ての、模範回答、こうしたほうがこうなるというサポートをさせていただいてます。