ADHDの予防に歯の矯正!?

学園前アップル歯科おとなこども矯正歯科、院長の三原広吏です。

今回は

ADHDと歯並びの関係について

ADHDとは、注意欠陥・多動症といって

ざっくりいうと

落ち着きがない子で、日常生活で困っている状態の子どものことを指します

当院では、ADHDの治療はしていませんが

ADHDの予防に力を入れています

ADHDを予防?

と疑問を持つ方もいるかもしれませんが

ネットで調べてもADHDの予防の仕方はのっていません

それは、いろいろ理由がありますが、

ここでは大人の事情ということにしておきます。

そもそも、落ち着きのない子どもは一定数います

なので、落ち着きのある、ないは程度はありますが、

それらが、何故起こっているかの原因を考えることが重要です

僕たちが、落ち着きのない時を想像してみると

緊張している時

人前で発表や、大事な試験が迫っている時

などではないでしょうか

そういう時は、呼吸が乱れたり、

そわそわして、まわりを歩いたり

じっとしていられないこともあるかと思います。

すなわち、呼吸や自律神経が乱れています。

すなわち、多動な子どもは「呼吸」が乱れていることが原因のひとつでもあります。

当院では、こういった全身の健康につながる「呼吸」も改善するプログラムを導入した

矯正治療、マイオブレイス矯正を取り入れています。

2020年に出された論文で、6歳〜17歳を対象にして研究で

  • 咬合異常の重症度(malocclusion severity)は、ADHD 群の方が対照群より有意に高かった。 PubMed
  • 歯の回転(dental rotation) の頻度も ADHD 群で高い。 PubMed
  • 口腔のパラファンクショナル習癖(parafunctional oral habits) は ADHD 群で顕著に多い。特に:
    • ブラキシズム(歯ぎしり) の頻度が高い。 PubMed
    • 乳首の使用(pacifier use)の既往歴も ADHD 群で多い。 PubMed
  • ADHD の薬物使用との関連についても調べたが、薬使用そのものと咬合異常重症度との間には明確な結果は出ていない(この点は限定的)

といった結果が出ています。

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33008711/

当院では、ただ歯を並べる矯正治療だけではなく、

子どもの健康の土台からアプローチしています。

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