いつ歯医者に行けばいい?
学園前アップル歯科・おとなこども矯正歯科 院長の三原広吏です
よく質問を受けるひとつに
「うちの子、いつ歯医者に行けばいい?」
この質問に対しては、目的によって変わります
例えば、
むし歯なら歯が生えてから
歯周病なら、大人になってから
歯並びなら、6歳頃とか高校生とか
でも、これはネットで調べても出てくる一般的な回答
子どもの成長や発達を考えたら、生後できるだけ早く
結論として
うちでは、
「歯が生える前から来てください」
とお伝えしています
理由は
1、赤ちゃんの姿勢が乱れていると、お口ぽかんや歯並びにつながるから
2、赤ちゃんの時期から、食事を気をつけて甘いものに気をつけておくとむし歯予防にもつながるから
3、お口ポカンや歯並びの原因に、母乳のあげ方や、ミルク(哺乳瓶)のあげ方、抱っこの仕方が関係している
かもしれないから
一般的な歯医者は、むし歯、歯周病をみるところが多いですが、当院では
「子どもの健やかな成長」という観点から、歯だけでなく全身をみています
というのも、口腔機能発達不全症という病気があって
お口が育っていない お子さんが多いからです
僕の個人的な見解ですが、お子さんはほとんど
かくいう僕の子どもも、口腔機能発達不全症です
別に、この病気が特別な病気でもなく、よくある病気
糖尿病とか歯周病、高血圧のようなイメージですかね
糖尿病と似ているのは、『育て方』(生活習慣)で改善できる病気です
(糖尿病も生活習慣が大事ですしね)
お口の機能は、ざっくり言うと、飲んだり、食べたり、話したりがうまく出来ない状態のこと
(口腔機能発達不全症に関する基本的な考え方より)
https://www.jads.jp/assets/pdf/basic/r06/document-240402-2.pdf
お口の機能って聞くと、難しいと思うので
お口があいていたら、「口腔機能発達不全症」かもしれない という認識でいいかと
思います。
お口が開いていると、歯並びだけじゃなく、むし歯になりやすい環境になったり
お口が乾燥して唾液の力が低下してしまったり、いろいろあるので
まずは、歯医者にいって、子どものお口の状態(むし歯や歯並び)が問題ないか
見てもらってくださいね
今日も素敵な子育てを