妊娠中に歯並びが決まる!?

学園前アップル歯科・おとなこども矯正歯科の院長の三原広吏です。

いきなり質問ですが、

子どもの歯はいつからできるか知っていますか?

実は、妊娠中しかも胎生7週といって、妊娠してから7週頃

妊娠検査薬で判明する、あるいは妊娠が分かった頃には

もう歯の卵ができているということです

そして、歯の卵だけでなく、あごも

胎生6週頃から、第一鰓弓というものからつくられて

18週頃にある程度の形まで出来上がります。

なのでこの頃の妊婦の姿勢や骨盤の形態などが

赤ちゃん(胎児)姿勢に影響して、顎や歯、お口の発達につながってきます

歯並びは歯の卵が顎の中でどこに位置しているかがとても重要で

その位置が狂うと、位置異常という形で歯並びに影響してきます

また、現在では大人の歯が初めから少ない先天性欠損も10人に一人の

割合でみられるため、妊娠中の姿勢がとても重要ということです

妊娠中は、とくに指しゃぶりをすることも重要です

妊娠中の指しゃぶりがお口の発達につながり

手足の発達にもつながるからです

胎児の中には、生まれた瞬間からお口が開いたまま「お口ぽかん」の子もみられますが

それは、胎児姿勢が影響している可能性もあります

なので、妊娠中の骨盤ケア、姿勢はとても重要です

お母さんの出産後の体型維持にも重要ですしね。

とはいってもお母さん自身つわりがひどかったり

女性疾患、出産後期のさまざまな問題から姿勢を意識、改善することも難しい時期もあります

大事なことは、自分がダメだ、自分の責任だとか思わず

こういうことを知っておくことが重要です。

そうすれば、出産後も姿勢を意識したりして、身体を整えることにもつながりますしね。

歯の欠損に関しては遺伝的な要因も強いため

どうしようもないこともあります

ちなみに、うちの子どもも先天性欠損あります

大事なことはそれを前もって知っておくことです

知っておけば、どうしようとか余計な心配をぜずに済みます

今日も素敵な子育てを